東京都とマイナビが組んで若者を応援!

就活・採用で苦戦する20代と企業をマッチング

会場内では、記者のインタビューを拒否する学生が少なくなかった。昨年12月、今年1月の合同企業説明会では、ほとんどの学生が気軽にインタビューに応えてくれたのとは対照的だった。2極化が進み、内定を持っていない学生はかなり神経質になっている。

採用したいが採用基準は変更しない

会場内で参加企業にインタビューすると、あるソフトウェア会社は「今年は30人採用が目標。既に20人確保できたが、あと10人採用したくて参加した。しかし、あと10人は難しいだろう」という。採用を理系に絞っていることが、採用をさらに困難にしているが、人数確保のために採用条件を変更することはしないそうだ。

また、ある素材系メーカーでは、「既に3人に内定を出した。何とかあと1人採用したいと思ってやって来たが、景気回復で採用しにくくなっている。採用は理系のみだが、優秀な文系学生も来てくれる。もったいないと思いながら断っている」という。採用意欲は高いが、こちらも採用基準を変更してまで内定を出すことはしない。

ITベンチャー企業の25歳の社長は「できれば3人ぐらい採用したい。学部にはこだわらないが、Web関連が好きな人。今すぐにインターンシップに参加してくれて、卒業と同時に入社してくれるのがベスト」という。

設立1年程度のベンチャー企業にとって、5万円の参加費用で「TOKYO JOB ORE! FESTA」のイベントに参加できるだけでなく、マイナビ内の特設ページに採用広告を掲載できるのは大きな魅力となったようだ。東京都では同様のイベントを10月にも同じ会場で開催する。

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非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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