高島屋の子どもフロアが中国人で賑わうワケ 大阪なんばで日本製の「ほ乳瓶」が大人気

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もちろん、すべて日本製。価格はプラスチック製で1本2500円(税別)から、ガラス製で2700円(同)からと、ほ乳瓶としては比較的高単価だが、中国人から絶大な人気を得た。

中国人から絶大な人気を誇る「ドクターベッタ」(記者撮影)

「特別なプロモーションを打っていないのに、次から次へと売れていく。なんばの高島屋に行けばドクターベッタの哺乳瓶があると、口コミを通じて中国のママ達の間で爆発的に普及した」。高島屋大阪店でベビー用品や子供服などを担当する佐々木大輔次長は笑顔で語る。

ドクターベッタは全国的に買えるブランドだが、高島屋大阪店が特に品ぞろえを強化したことで、「高島屋に行けば、同製品が買える」という認識が中国人客に広がった。

4カ月で約7000本を売り上げる

高島屋大阪店がドクターベッタの取り扱いを開始したのは2014年8月。最初の半年間は大半の購入は日本人で、中国人からの認知度は低かった。

だが、中国の一般消費者の口コミを通じて、じわりと浸透した。全国的に訪日客の消費が落ち込んだ2016年度でも、高島屋大阪店だけで前期比4倍の1万本強を売り上げた。

現在はガラス製の販売を1人1本に限定しているが、それでもプラスチック製と合わせて、3月から6月までの4カ月間だけで約7000本を売り上げた。前年同期比で倍増ペースだ。

同ほ乳瓶が置かれているのは、レジ横のわずか1メートル四方の専用売り場だが、取材の間にもスマートフォンを片手に次々とお客が訪れ買い求めていく。同製品だけでなく、近くに陳列されているスキンケア用品の売れ行きも順調だという。「1坪あたり売上高は、信じられないくらい高い。欠品しないように、さらに仕入れを強化している」(佐々木次長)。

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