花王の1―6月期営業益は873億円、7.7%増 

国内や中国で紙おむつ好調、価格転嫁も進む

 7月27日、花王は、2017年1―6月期(IFRS)の連結営業利益が前年比7.7%増の873億円になったと発表した。写真は千葉のスーパーマーケットの棚に並ぶ花王の紙おむつ。2014年3月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 27日 ロイター] - 花王 <4452.T>は27日、2017年1―6月期(IFRS)の連結営業利益が前年比7.7%増の873億円になったと発表した。会社計画の820億円を上回った。国内や中国で紙おむつが好調。ケミカル事業でも、原材料価格上昇を価格転嫁でき、利益の押し上げ要因となった。

連結売上高は同2.5%増の7173億円で、7000億円の会社計画を上回った。

沢田道隆社長は会見で「上期はまずまず順調に推移した数字」と評価した。ケミカル事業においても「天然油脂価格が高騰したが、値上げを迅速にできた」という。

2017年12月期の連結売上高は前年比0.9%増の1兆4700億円、営業利益は同7.8%増の2000億円の見通しを据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト19人の営業利益予測の平均値は2018億円となっている。

沢田社長は、トイレタリー市場や化粧品市場は、下期も堅調に推移すると予想。そのうえで、拡大している電子商取引(EC)に「いかに手を打っていくかが重要な問題」と指摘。さらには、油脂価格下落による製品値下げも不透明要因として挙げた。

 

(清水律子)

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