徹底比較「JR・私鉄の距離別運賃」ランキング 全体に西高東低、意外と安い鉄道会社もある!

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鉄道会社の運賃をランキング。最も割安、割高な鉄道会社はどこか?( tarousite / PIXTA)

自動改札の読み取り機にかざせば瞬時に運賃が差し引かれる、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)といったICカードが普及して、券売機で電車の切符を買う機会がずいぶん減り、運賃をいちいち確かめることもなくなった。

しかし、何度か電車に乗っているうちに、あっという間にカードの残高が減って慌てた経験は誰もがしているだろう。

電車の運賃ははたして安いのか高いのか。1980年代まで鉄道各社は何度も運賃値上げを繰り返してきた。しかし、1990年代後半以降は消費税率引き上げ時を除き、各社一斉の値上げは目立って減った。値上げしなくても利用客の増加分だけでコストの増加を十分吸収できるようになったからだが、最低限の利益を確保するどころか、最高益を何度も更新する会社も珍しくない。

首都圏は1円刻み運賃で比較

では、鉄道会社ごとに運賃を比較してみたらどのような結果が得られるか。大手私鉄16社とJR東日本、JR西日本、さらに都営地下鉄、名古屋市営地下鉄、大阪市営地下鉄の運賃を割安順にランキング形式で並べてみた。

ICカード利用の場合の1円刻み運賃がある場合は、そちらを採用している。なお、1円刻み運賃を採用する場合はICカード対応が前提となるが、首都圏以外のエリアではICカードが首都圏ほど普及していない。ニーズが乏しいことや、ICカード化を急ぐと多額のシステム改修費がかかることなどで、首都圏以外のエリアでは1円刻み運賃が普及していないようだ。そのため、今回集計対象とした鉄道事業者は、首都圏の各事業者は1円刻み運賃、関西などそれ以外の事業者は通常の運賃となっている。

JRについては幹線と地方交通線で運賃体系が異なるほか、東京、大阪では特別な運賃体系が設定されている。そこで今回は、JR東日本は東京、JR西日本は大阪の電車特定区間を対象としている。

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