中国、2人目出産に「祝い金」などの補助金検討 2016年の中国「出生数」は178万6000人
[上海 28日 ロイター] - 中国政府が2人目の子どもを産んだ世帯に祝い金や補助金を導入することを検討していると、人民日報が報じた。当局の調査によると、経済的な制約から60%の世帯が子どもを増やすことに消極的になっているという。
同紙によると、国家衛生計画出産委員会の王培安副主任が25日の会合で明らかにした。
2016年の中国出生数は178万6000人で、2000年以降で最多となった。政府は15年、高齢人口を支えるコストを巡る懸念を受け、すべての世帯に2人目の出産を認めていた。
王副主任は会合で、各家庭が2人目の子どもを持つことは望ましいが、経済力が決断を鈍らせる要因になっていると指摘した。
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