米FBI、排ガス不正でドイツVW幹部を逮捕

決着を急ぐVWにとって新たな打撃に

[ 9日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>の排ガス不正問題をめぐり、同社幹部を逮捕した。逮捕されたのはミシガン州にあるVWの環境・エンジニアリング部門のゼネラルマネジャーだったオリバー・シュミット氏。

司法省によると、同氏は2006年から2015年にかけて試験で使用されていた違法ソフトウエアの隠蔽を共謀し、詐欺行為を行った容疑で、7日にフロリダで逮捕された。

FBIの訴状によると、シュミット氏と他のVW社員は2015年7月27日頃、違法ソフトの「存在、目的、および特徴」について上層部に説明した。VWが米当局に違法ソフトについて報告したのは2015年9月で、これより1カ月以上も前のタイミングだ。VW上層部は違法ソフトの存在を認識していたが、直ちに米当局に報告せず、FBIはVWが排ガス不正に関して米当局を意図的に欺いたとした。

関係筋によると、VWは11日にもおよそ30億ドルを支払うことで、米司法省、および米環境保護局(EPA)と和解すると見込まれていたが、幹部逮捕は排ガス問題の決着を急ぐVWにとって新たな打撃となった。

VWは進行中の係争問題についてコメントできないとの立場を示した。

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