「主張せず、暮らしになじむ」というコンセプトに行き着いた背景にあるのが、2014年から取り組む「LOHACO ECマーケティングラボ」だ。
長年蓄積してきた膨大な販売データを分析し、新たなヒットを生み出そうとする取り組みで、初年度に12社だった参加企業は、現在は102社まで膨らんだ。ジャンルも消費財中心だったところから、食品、化粧品、医薬品、衣料品などに拡大している。
アスクルの本社内には、ラボの参加企業がパスカードを使って自由に出入りできる部屋がある。そこに設置されている端末では、個人が特定できない範囲で、ロハコが蓄積する販売データを閲覧することができる。
何が売れているか、何と一緒に売れているか、誰に売れているか(男女、年代、子どもの有無など)、どれくらいの頻度で売れているか、競合の類似商品と比べてどうか……。こうしたデータを基にメーカーが仮説検証を試みているほか、ロハコも独自の分析を各社に共有しているのだ。
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