宿泊予約の一休、ANAと組みアゴアシ充実

テレビ露出増え会員増も加速

オンライン宿泊予約サービスの一休が、ANAグループと組んで航空券と宿泊のセット予約を本格展開している。

宿泊予約サービスは、いまや旅行会社の店頭を離れネット予約が主戦場となりつつある。一休は、強みの高級旅館・ホテル予約に加え、いわゆる「アゴアシ付き」の「アゴ」というべきレストラン予約を強化中。

さらにANAとの連携により、「アシ」である航空チケットの予約も自社サイトで完結させることで、顧客の囲い込みを図る。

テレビ番組露出効果で会員純増数は最高に

一休の足元の業績は絶好調だ。

会社側は1月末、今2013年3月期の業績予想をまた上方修正した。第3四半期(12年4~12月期)までの収益が好調なためだが、第4四半期(13年1~3月期)の会社計画はなお慎重であり、最終的にさらに業績が上振れするとの期待もある。配当を従来予定の1100円から1300円に増配することも合わせて発表した。

第3四半期の売上高は36.9億円(前年同期比34.8%増)、営業利益は12.5億円(同71.7%増)。主柱の宿泊予約サイト「一休.com」の利用が、第2四半期決算時点での想定を上回って推移している。

テレビ番組で「一休おすすめの旅館」などと同社のWebが紹介されるといったメディア露出が増えたこともあり、3カ月間での新規会員数の純増は10.7万人と過去最高を記録した(累計では290.5万人)。

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