「トットてれび」満島ひかりが好評のワケ

黒柳徹子も太鼓判

■30分番組なのに衣装が何と〇〇パターン

劇中で満島が着ているキュートな衣装も大評判。

「とにかく黒柳さんは衣装に関して、“同じ洋服は2度は着ない”という伝説があるくらいの方。なので、ドラマでも1話で15パターンくらいある場合もあります。30分番組なので単純に2分に1回替わっている計算です(笑)。やはり、黒柳さんのドラマなので、ビジュアル的にも楽しめる作品にしたかった。衣装にもかなりこだわっていますね」

■あの中華飯店は実在していた

仕事の合間に徹子たちがいつも美味しそうに餃子などを頬張るNHK近くの中華飯店。

「『夢であいましょう』などに出演していた当時、黒柳さんたちが実際に行っていた千代田区内幸町のNHK近くの中華料理店をモデルにしています。ただ、向田邦子さんや森繁久彌さんが来たというのはフィクションなんですけど(笑)。

また、店主の王さん(松重豊)や客は、いわば視聴者の代表というポジション。黒柳さんのテレビでの活躍を、王さんたち当時の視聴者がどう見守っていたのかを表現しています」

ものまねではなく、その人の持つ本質を演じる

■渥美清、向田邦子、森繁久彌……キャスト陣の役者魂

黒柳と親交の深かった役柄を演じる共演者陣の演技にも、外見ではなく雰囲気に、どことなくその面影が……。

「やはり満島さんと同じく、ものまねするのではなく、その人の持つ本質を演じてほしいとお願いしました。例えば、中村獅童さん演じる渥美さんは、黒柳さんと“兄ちゃん”“お嬢さん”と呼び合うほどの仲。なので、寅さんのイメージを持ちつつも、“兄ちゃん”というキーワードを膨らませながら役作りをされたと思います。

ミムラさんは、以前もNHKのドラマで向田さんの役を演じられた経験者。もともと向田さんの作品が好きということもあり、自然とそれがにじみ出ていました。

森繁さん役の吉田鋼太郎さんに関しては、黒柳さんからお名前が出て。外見とかではなく、森繁さんと吉田さんにどこか通ずる色気を感じ取られたみたいですね」

■後半戦にあの名物番組も登場!

「4話までが青春編とすると、5話(6月4日放送)からは友情編。向田さんや、渥美さん、森繁さんとの出会いから別れを中心に丁寧に描いていきます。歌あり踊りありの『トットてれび』らしいエッセンスも満載です。

また、5話に登場する『徹子の部屋』のセットは、テレビ朝日さんに取材させていただいて忠実に再現しました。そこでの満島さんの演技も必見です」

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