東京がガンダムなら神戸は鉄人28号!巨大モニュメント最新レポート《NEWS@もっと!関西》
難関を乗り越えて完成間近にこぎつけた鉄人モニュメントに、地元関係者は熱い視線を注ぐ。神戸市・都市計画課の担当者は、「鉄人モニュメントは観光誘致の核施設として期待しています。神戸市は(観光拠点となる集客施設が不足しているため)三宮を中心とした日帰りの観光客が多い。モニュメント建設を機に、須磨区などへのお客さんの回遊性を高めていきたい」と、長期ステイの観光客誘致を視野に入れる。
そして早くも、鉄人モニュメントなど神戸市を周遊するツアーを組んだバス会社も現れた。「30人超のグループによる観光目的のツアーを10月に予定しています」(阿波観光バス)。
メーカー主導で企業のビジネスとしての側面があったお台場のガンダムモニュメントに対し、神戸復興、という地域住民の思いを背負う鉄人28号。注目度はバツグンだが、思惑どおり観光客を絶え間なく呼び寄せるためには、イベントなどを定期的に展開する必要があるだろう。まずは10月4日に完成セレモニーが予定されている。
(梅咲 恵司=東洋経済オンライン)
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