大阪エキスポランド跡地に映画リゾートの仰天構想、投資会社社長が激白《NEWS@もっと!関西》
--映画テーマパークが中核とのことですが、大阪にはUSJが既に根付いています。
パラマントはコンテンツが豊富なのですね。複合施設に使われる映画の候補としては、「インディジョーンズ」「トゥームレーダー」「ミッション・イン・ポッシブル」などのアクション系から、「ティファニーで朝食を」や「ゴッドファーザー」など大人の雰囲気のあるコンテンツも、現時点では上がっています。
こういった映画の要素はホテルの中などにも組み込みます。商業施設も単なる施設ではなくて、映画の雰囲気を楽しめるように演出します。リゾート施設全体に映画を基にした演出を施すあたりが、他の映画テーマパークとは違うところではないでしょうか。
--事業計画の進捗状況は?また、総事業費はいくらぐらいですか?
いまは「フィージビリティスタディ」、つまり「事業が可能なのかどうか」という調査が終わった段階です。これから、「コンセプトマスタープラン」を練り上げます。施設の設計やデザイン、さらには資金調達面も含めて徹底的に煮詰めていきますよ。これもあくまで現時点での見通しですが、総事業費は1250億円と目算しています。資金は当社の子会社「大阪投資マネージメント」を通じて、エクイティを集めます。国内の大手証券会社経由や、あるいは海外の投資会社からも既に複数のアプローチがありますので、そういったところから出資を募ります。銀行からの借り入れも検討しています。
--資金調達のメドは立っているのですか?
そうでなければ、インタビューを受けていませんよ(笑)。
--どのような経緯で、燦キャピタルに話がきたのですか?
昨年8月下旬に、商社などを経由して当社に依頼がありました。パラマウントが日本と韓国で複合施設の候補地を探していて、大阪もそのひとつでした。そこで、大阪で不動産ファンドを手がける当社に話がきた。