10億ドル級ビジネス!「仮想現実」最前線

のめり込めるゲーム体験はプライスレス

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バーチャルリアリティ(VR、仮想現実)市場は今年、10億ドル級のビジネスになりそうだ。スペイン・バルセロナで開かれている毎年恒例の無線通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でも、VR新製品の目玉とされる「HTC Vive」が脚光を浴びている。

新製品は、カメラやマイクなどの付いたヘッドマウントディスプレイ、両手で使う2つのコントローラー、プレーヤーの動きを読み取るセンサーを内蔵したボックス2個で構成。PCと接続して遊ぶ。4月に発売の予定だ。

台湾HTCと、PC主体のゲームプラットフォーム「Steam」を運営する米Valveが共同開発した。ゲームをしたりビデオを見るだけでなく、電話に出たりすることも可能だ。

ヘッドセット販売数は1300万台に

価格は799ドルだが、HTCはそれに見合う値打ちがあると説明。同社グローバル・アカウント・ディレクターのアントニオ・ムニョス氏は「プレーヤーを室内で完全に追尾するセンサーや、高解像度ディスプレーがもたらす体験には、いくらでも払う価値があると確信している」と述べた。

サービス比較サイト会社「uSwitch」でテクノロジーとモバイルを担当するエキスパートのロブ・カー氏は「VRは実際に試してみるまでは、いかさまのように思えるかもしれない。しかし、自分の力だけでは得られない何か特別なものを、生活にもたらしてくれる」と語る。

また、複数のアナリストは、今年の年末までのVRのヘッドセット販売が1300万台に達し、関連業界に大いに寄与すると予想している。

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