松下からパナソニックへ 世界で戦うブランド戦略 大河原克行著
昨年10月1日に、松下電器産業は、パナソニックへと社名を変更。創業90周年を迎えた同社が、創業者である松下幸之助氏の名を、社名から取りはずすとともに、日本国内では長年親しまれてきた「ナショナル」のブランドを廃止する大きな決断だった。
なぜパナソニックは、社名を変更し、ブランドを「パナソニック」に統一したのか。本書は、大坪文雄社長をはじめとする取材による臨場感あふれる内容で、社名変更までの決断を追い、その狙いを明らかにした。子会社を含むすべてのリソースを「パナソニック」の名のもとに集中させることで、創業100周年には世界ナンバーワンの電機メーカーを目指す。そのための地道な改革が始まっている。
アスキー新書 780円
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