スカイプが新バージョンを発表、ハチソンやノキアとの連携でモバイルユーザーを積極的に開拓

スカイプが新バージョンを発表、ハチソンやノキアとの連携でモバイルユーザーを積極的に開拓

インターネット電話サービスで知られるスカイプは3月17日、都内で記者会見を開き、新バージョンの「スカイプ4.0」の特徴とともに、スカイプの現状と今後の戦略について紹介した。

2003年設立のスカイプはまだ歴史の浅い会社だが、2008年は、売上高が5億5000万ドル、前年比44%増と高成長を続けている。登録ユーザーが1日当たり35万人ペースで増加しており、今や「全世界の国際通話に占める割合が8%」を占める存在に成長した。スカイプはその無料通話サービスで有名だが、ボイスメールや(固定や携帯などに通話する)スカイプアウトといった有料サービスも伸びており、過去2年間黒字を達成しているという。

バージョンアップしたスカイプ4.0は、簡単に高画質のビデオ通話が楽しめるほか、独自開発の音声コーデックにより音声品質がさらに向上したのが特徴だ。このほか、オフィシャル認定製品を販売するスカイプショップのリニューアルも進めている。

今後の戦略について、スカイプアジア・パシフィック担当バイスプレジデントのダン・ニーリー氏(写真)は「固定電話から携帯電話へ、デスクトップパソコンからノーパソコンへ、というようにデバイスが変遷している。そして多くのデバイスがインターネットに接続されるようになってくると、コミュニケーションの世界を動かしていくのはソフトウエアだ」と、パラダイムシフトが起きていることに言及。そのなかでスカイプは、パソコンだけでなくさまざまな機器で、どこでもコミュニケーションができることに注力しており、モバイル(携帯)を重視している。

提携している通信事業者のハチソンの事例として、ハチソンがスカイプフォンで多くの新規顧客を獲得したこと、スカイプユーザーはデータ通信を多く使うので利益率が高いこと、そしてハチソンの解約率低下に貢献していることに触れた。また今年は世界一の携帯電話機メーカー、ノキアとの提携も開始する。スカイプがインストールされた新製品(N97)は09年7~9月期に登場予定と言う。

人気記事
トピックボードAD
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 会社を変える人材開発の極意
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
転機のLCC ピーチが仕掛けるアジア大競争

日本初のLCC(格安航空会社)、ピーチ。国際線は台湾・韓国への短距離路線が中心だったが、中距離路線に参戦。東南アジア全域を狙う。拠点・関空は台風で混乱。新戦国時代に突入。