「なぜ俺に回ってくるのか。上はどう考えているのか」
2月17日午前5時2分、立憲民主党で代表を務めた経験のある中道改革連合の泉健太氏がX(旧ツイッター)にこうポストした。きっかけは前日16日深夜、一部メディアで中道が衆議院の副議長として泉氏を推薦する方向で調整していると報じたことだったとみられる。
だが、事態はその後、大きく動いた。17日午前9時10分に泉氏は「私は党の人材力を信じてる。小川代表のリーダーシップで、きっと適材適所の人事になる」と書き入れた。
10時12分にテレビ朝日が「副議長に石井啓一氏をあてる方針固まる」と報じ、毎日新聞はその経緯について「当初は公明党に打診」→「公明党は辞退」→「泉氏が候補に挙がる」→「泉氏が固辞」→「再度公明党に打診」→「石井氏で決定」と報道。中道の小川淳也代表は17日、「ほとぼりが冷めたら諸事情を話すことは非公式にあるかもしれないが、この場ではお許しいただきたい」と、選定経緯に不備があったことを認めた。
前途多難がすぎる中道の新体制
「この短期間の中、お互いの素性や経験を含めて十分にわかりあえているとはいえない中での選択。極めて困難を強いたことと思います」
13日に実施された中道の代表選。小川氏は27票を得て、対抗馬の階猛氏から5票差で新代表に選出された。本来はポジティブな小川氏が代表就任後、最初に語ったのは、政治の波に抗いつつ翻弄された党の厳しい現状だった。



















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