学校も教員も混乱必至、《高校「数学」で学ぶ内容を再編へ》"AIを使う上で基盤となる単元"の充実で何が起こるか?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
窓の外を眺める教員
「やっと授業スタイルが決まったところでまた改訂……」と現場からは悲鳴も(写真:buritora / PIXTA)

今、中教審では日本の教育課程の基準である「学習指導要領」の改訂に向けた議論が進められている。前編では、この改訂に向けた議論の中で出された高校の数学で学ぶ内容の再編案について詳しくひも解いた。

はたして教育関係者は、社会インフラになりつつあるAIやデータサイエンス、数理科学の理論的・技術的基礎になる内容を高校数学で学べるようにする案について、どう見ているのか。

入試に必要なければ、生徒は選ばないし学ばない

「日本はAIの導入が遅れていますから、このコンセプトはいいと思います。ただ、いろいろな視点で見ることが大事だと思います」

こう話すのは、元公立高校の数学教員で、今は教科書の執筆や数学教員の養成を担っている名城大学教職センター教授の竹内英人氏だ。

次ページ系統性がある科目を再編して起こることとは
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事