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〈採用の最前線〉大手企業が導入「アバター面接官」の意外性/みずほFGや大成建設、サカイ引越センターが続々と活用する背景とは?

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簡単な挨拶の後に、応募者が「〇〇と申します。年齢は33歳です。最近はサウナにはまっています」などと話すと、みどりが「サウナなんて素敵な趣味ですね。リラックスできますね」と共感の言葉を返してくれる。そして、「志望動機をお聞かせください」と本題に入っていく。

この後のやりとりは、事前に企業側が採用要件に合わせてカスタマイズした質問に沿って進む。例えば、「学生時代に力を入れたことは?」「就業への準備状況は?」「不安や気になることは?」と、みどりが質問する。面接の様子は動画として残され、テキストでも記録される。

面接後、各企業の「何を評価したいか」という独自の採用基準に基づき、AIがその要素を測定する。「印象・振る舞い」「コミュニケーション能力」「社会人への意識・準備」といった項目を点数化(AIスコアリング)して提示してくれる。

AIスコアリングのイメージ
「Zキャリア AI面接官」のイメージ。各企業が「何を評価したいか」という独自の採用基準に基づき、AIが「印象・振る舞い」などの項目について点数化する(写真:ROXX)

ROXXは当初、男性の姿をしたアバターを導入していたが、昨年8月にアップデートを実施した際に、女性の姿のアバターに切り替えた。同時に、アバターの表情や動きをよりスムーズで柔らかくし、人間的な対話ができるように近づけた。

「書類選考だけでは捉えにくい求職者の人柄などを引き出せるように、アバターの共感力を高めるなど話しやすい空気を作り出すことに注力した」(Zキャリア AI面接官事業責任者の坂本珠里氏)。

1人当たりの面接時間は10分に

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