この1年で「売れた・売れなくなった商品」ランキング…物価高が止まらない中でも伸びている商品の"正体"
雑貨でも価格上昇の影響はみられている。仏壇用の商品が中心である6位のろうそくは、価格上昇が販売金額を増加させた。ただし、雑貨全体でみると食品ほど価格が上昇しておらず、上位には販売数量も増加したものが多い。
1位のリップクリームは、インバウンド需要で増加した商品だ。国内でも、お手頃価格で保湿効果が高いと訴求する韓国リップの好調もうかがえた。リップクリーム以外では、セルフケアにつながる雑貨として、3位のハンド&スキンケア、トリートメント用のヘアミルクの好調が続く5位のアウトバスヘアケア、10位のボディケアなどは、インバウンド需要だけではなく国内需要も堅調だ。25年は全国的に少雨で空気の乾燥が続いたことがセルフケア需要を高めたと見て取れる。
一時は店頭で品薄となるほど人気の住居用クリーナー
ヒット商品が販売金額を押し上げたのが、2位の住居用クリーナーと8位の歯磨き粉だ。住居用クリーナーでは、洗剤とスポンジが一体となり手を汚さずに洗面ボウルを掃除できる商品が、一時は店頭で品薄となるほど人気となった。
歯磨き粉は、オーラルケアの分野でもセルフケア需要が高まっており、高価格・高付加価値商品が人気だ。そうした中、炭酸泡による洗浄効果で歯周病の予防効果があると訴求する商品がとりわけ話題を集め、歯磨き粉の販売金額をいっそう増加させた。
雑貨の売れ行きには、天候も影響している。4位の日焼け・日焼け止めは、梅雨明けが早く日差しの強い夏の時期が長くなったことで、需要が拡大した。メンズブランドの化粧品類である9位の男性化粧品も、とりわけ販売を伸ばしたのは汗拭き用のボディシートだ。厳しい暑さで女性だけではなく男性でも汗拭き需要が高まったものと考えられる。


















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