この1年で「売れた・売れなくなった商品」ランキング…物価高が止まらない中でも伸びている商品の"正体"

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全体でも1位だったコメが価格高騰でランクインしたように、コメを原材料とするパックご飯などの8位の米飯類も値上がりで販売金額を伸ばした。

それに対して7位のエッセンス類と9位の春雨・くず切りは販売数量も堅調だ。製菓・製パンの材料であるエッセンス類は、ベーキングパウダーやドライイーストなどが販売数量を増やしており、物価高を背景として節約のための手作り回帰が起きていると推察される。

春雨・くず切りは、春雨麺のマーラータンが話題となり注目を集めたように、コメが高騰する中でコスパのよい主食として活用されたことが需要を増やしたようだ。

10位の豆乳や11位のビスケット&クラッカーも販売数量を伸ばしていた。豆乳でとりわけ好調なのは無調整タイプで、健康志向の高まりによるものと考えられる。加えて、牛乳価格が上昇傾向にあるのに対し、豆乳価格が安定して推移したことも割安感から豆乳の需要を増加させたのではないだろうか。

ビスケット&クラッカーでは、チョコがけの商品で販売数量が伸びた。14位のチョコレートは原材料のカカオ高騰を受け価格が急上昇し、買い控えで販売数量は伸び悩んだ。チョコレートから、価格上昇が緩やかなビスケット&クラッカーに需要の一部が移ったものとみられる。

インバウンド需要で売れた雑貨は?

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