近鉄の京都駅長に聞いた「ターミナルの非日常感」 もう1つの古都奈良と直結する「近鉄線の玄関口」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

近鉄の京都線は同駅から南下して奈良県の大和西大寺まで至る34.6kmの路線。もとは近鉄の前身である大阪電気軌道(大軌)と京阪電車の合弁会社「奈良電気鉄道(奈良電)」によって、1928年に開業した。買収によって近鉄の路線となったのは東海道新幹線開業前年の1963年のことだ。1968年までは丹波橋駅にあった連絡線を介して京阪本線に直通運転をしていた時期もあった。

大和西大寺から先は奈良線の近鉄奈良方面や橿原線の橿原神宮前方面へ直通する電車が多い。大和八木から大阪線に入り、伊勢志摩方面へ向かう特急もある。奈良側から見ると、竹田駅(京都市伏見区)から北で京都線のほか、地下鉄烏丸線にも直通運転をしている。

近鉄京都線と地下鉄烏丸線、それぞれの京都駅に近鉄の車両が乗り入れていることになる。烏丸線は四条で阪急京都本線、烏丸御池で地下鉄東西線と乗り換えられる。烏丸御池でびわこ浜大津行きに乗れば、京阪京津線に直通して滋賀県大津市の琵琶湖のそばまでアクセスできる。

奈良・伊勢志摩方面の特急が発着

現在の近鉄京都駅の1日乗降人員は7万4924人(2024年11月12日調査)。4面4線の高架駅で、1・2番線は基本的に特急が発着する。特急は平日の日中、橿原神宮前行きと奈良行きが1時間に2本ずつ設定されている。

京都―近鉄奈良間は距離39km、乗車時間は約35分と短いが、特急料金を払って快適に移動したい観光客の利用が多いようだ。とくに観光特急「あをによし」は外国人観光客に人気という。一方、伊勢志摩方面の特急は、午前に1本ずつある「しまかぜ」と「伊勢志摩ライナー」が京都―賢島間195.2kmを走り抜け、私鉄最長の長距離特急となっている。

近鉄京都駅 行き止まり式 くし形ホーム
近鉄京都駅はターミナルらしい櫛型ホーム。特急の1分後に同じ行き先の急行が発車する(記者撮影)
次ページ京都駅ならではの特徴
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事