迷いや葛藤を経て…出会いは見合い。トランスジェンダーの男女が「恋愛」ではなく「入籍なき結婚」を決めた理由と2人が考える"未来"

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いま改めて問われる「平等」の本質と「幸せ」の形とは――(写真:kouta/PIXTA)

2025年12月吉日、トランス男性とトランス女性のカップルが結婚式を挙げた。

SDGsでジェンダー平等がうたわれるようになって久しいが、日本では、性の多様性がまだ十分に理解されているとは言いがたい。

2人はどのような葛藤を抱え、社会の中で生き、出会い、結婚を決意したのか――。当事者の言葉を手がかりに、いま改めて問われる「平等」の本質と「幸せ」の形について考える。

出会いはお見合い

2人は、生涯のパートナーを求める性的マイノリティー専門に、公的書類の確認を行ったうえで、正式なお見合いを通じて仲人型ご縁結びをする「一般社団法人・日本LGBTサポート協会」でご縁を育み、人生をともに歩む伴侶を得た。

都内某所の結婚式場。会場後方の扉が静かに開き、新郎が待つ雛壇へ向かって新婦がゆっくりと歩みを進めていく。参列者の祝福の拍手、厳かな誓いの言葉、指輪の交換。そこに広がっていたのは、誰もが思い描く結婚式の光景だった。

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