29日の日経平均株価は反落で寄り付く、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、ファーストリテイリングなどが下落

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東京証券取引所で2018年10月撮影(写真:ロイター)

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比59円17銭安の5万0691円22銭と反落してスタートした。前週末の株高の反動で売りが出ているとみられる。指数寄与度の高い銘柄の一角が弱く、相場の重しとなっている。寄り付いた後も下げ幅を拡大し、300円超安で推移している。セクター別では、非鉄金属が堅調なほか鉄鋼も底堅い。半面、ゴム製品や食料品が軟調に推移している。

寄り付き前に、12月18―19日開催分の日銀金融政策決定会合の主な意見が公表された。為替市場ではドル/円がやや円高方向に振れ、足元のドルは156円近辺で推移している。

個別では、指数寄与度の高いソフトバンクグループ、アドバンテスト、ファーストリテイリングが下落。東京エレクトロンは横ばい。

主力のトヨタ自動車、ソニーグループ、リクルートホールディングスは下落している。

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