なぜ世界で1.3億人がハマる?語学アプリの王者「Duolingo」、日本市場で英語能力試験「DET」を本格展開→開発背景に強烈な<教育格差の体験>

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「日本人ユーザーは熱心に継続する方が多く、平均ストリークは世界1~2位。1年以上毎日学習を続けているユーザーも多い」と水谷氏は話す。

水谷翔氏
水谷翔(みずたに・しょう)/Duolingo, Inc. Director of Regional Marketing。ミクシィ(現 MIXI)に新卒入社後、広告代理店を共同創業。北米版『モンスターストライク』の海外マーケティングに従事。ライブ配信アプリ「17LIVE」マーケティング責任者を担当後、2020年8月にDuolingoに入社(写真:Duolingo)

ユーザーの年齢層は10代から70代までと幅広く、利用目的も受験や仕事のみならず、海外旅行、異文化理解、学び直し、趣味のためなど、さまざまだという。韓国ドラマやK-POPの影響もあり、英語に次いで人気なのは韓国語だそうだ。

ブランディングに関してはテレビCMやSNSの活用が功を奏し、「ゴロゴロしながらでも英語ができる」というコンセプトを「デュオリンゴロゴロ」のフレーズで訴求したテレビCMは大きなインパクトを与えた。

「Duolingoはリラックスできるシチュエーションで使用されている点が、ほかの教育コンテンツとは異なります。ベッドで寝る前、お風呂の中など、娯楽に近い感覚で活用してくださっている方も多い。『SNSを見ると時間を浪費したと感じるが、Duolingoなら自分のためになったと思える』という声も寄せられています」

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データからは、アプリで学習を継続する秘訣も見えてきている。効果的なのは、「朝食後や通勤・通学中などの学習を習慣にするなど、日常のルーティンに組み込むこと」だという。フレンズストリーク(友人との連続学習記録)機能を使うユーザーも継続率が高い。

また、アプリで学んだ単語やフレーズをノートに書き写す、学んだ内容を使って友人や知人と会話をするといったアウトプットの機会を設けているユーザーは飛躍的に伸びる傾向があるそうだ。

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