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数学テスト、最初の5分で勝負あり? 成績いい人がやってる「時間配分の妙」 《データが示す》成績上位層と下位層で異なるテスト中の行動パターン

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  • 樋口 万太郎 中部大学 現代教育学部 現代教育学科 准教授
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• 成績上位層(A層):先行逃げ切り&ペース配分型

序盤は非常に速いペースで解答を進め、難易度が上がる中盤以降(中2範囲)はペースを落とし、慎重に解き進めています。

• 成績下位層(D層):終盤の駆け込み型

序盤のスピードが上がらず、時間が足りなくなると終盤に思考を停止してランダムに答えを埋める(適当に書く)傾向が見られます。B・C層も同様に、終盤に焦ってペースを上げる傾向があります。

成績層別のテスト中の解答パターン/全受験者をテストの正答率に基づいて4等分し、成績層を分けた(Aが最上位、以下B、C、Dの順)。左図(a)は各成績層の平均解答数の時間変化、右図(b)はテストの問題ブロックごとの平均解答速度(問/分)を示している(画像:スプリックス教育財団)

子どもたちに伝えたい「具体的なテスト戦略」

このことから、算数・数学のテストは「ただ解く」だけでなく、「速度・正確性・時間配分」をコントロールする戦略が必要不可欠であることがわかります。

では、子どもたちに具体的にどのような指導をすべきでしょうか。テストの「前・中・後」のフェーズごとに整理します。

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【テスト本番は「3ブロック戦略」を】

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