JRの代表的存在、番号「1」が付く列車の特徴は何か 国鉄時代の1948年から現代まで時刻表を徹底調査
数字の後のアルファベットは多様だが、数字の「1」を振られた列車を調べると、東海道・山陽新幹線の「のぞみ1号」、少し前の時刻表では寝台特急「北斗星1号」や寝台特急「さくら」、古い時刻表を見ると特急「第1こだま」など、JRや国鉄を代表する列車に与えられている。
そこで、現在までの時刻表に記されている、国鉄、JRの番号「1」の列車を調査。「1」が与えられる列車にはどのような傾向があるのかを調べてみた。
調べたのは、国立国会図書館にある1948年3月号以降の時刻表。1961年以降は3月号の時刻表を、それ以前は図書館にあるものを対象とした。また、列車番号を省いて掲載する列車については対象外とした。
時刻表を1ページずつめくりながら調べたものなので、見落とした列車もある可能性もあるが、そのあたりは寛大な気持ちで読んでいただけたらありがたい。
最新の「1」列車は?
2025年11月号に掲載されている「1」列車はこちら。
・東京6時00分発 のぞみ1号博多行
・金沢6時00分発 つるぎ1号敦賀行
・新潟8時23分発 いなほ1号秋田行
・品川6時45分発 ひたち1号いわき行
・新宿7時00分発 あずさ1号松本行
・新宿6時40分発 ふじさん1号御殿場行
・名古屋7時51分発 しらさぎ1号敦賀行
・岡山7時22分発 しおかぜ1号松山行
・函館6時02分発 北斗1号札幌行
・大阪7時48分発 はまかぜ1号鳥取行
以上の10本である。電気機関車やディーゼル機関車が牽引する、後ろにアルファベットが入らない「1」列車は0本。普通列車、快速列車、急行列車にも「1」列車はなかった。
JRはこのような感じだったが、旧国鉄線、JR線から第3セクターに移管した鉄道路線では、いすみ鉄道(平日に1D列車)、樽見(ディーゼルカー運行の1列車)、明知(1D列車)、由利高原鉄道(1D列車)で「1」列車が運転されていた。



















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