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勉強した方が長生きする!?最新研究で明かされた「なんで勉強するの?」の目からウロコすぎる答え

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教育を受けた人は、他者との共通言語や話題を持ちやすい傾向があります。趣味や知的関心が多岐にわたるため、博物館や美術館での話題、時事ニュースへの関心、あるいは自分の専門性を通じて、人とのつながりが広がっていくのです。ちょっとした趣味であっても、「それって面白いですね」とトークを広げやすい。

少し脱線するのですが、僕の友人に、東大大学院でブラックホールの研究をしている人がいます。宇宙物理というニッチな話題ではありますが、彼と話すと「難しいけど面白い」と感じる瞬間が多く、自然と会話が生まれます。でも、彼の話を面白いと感じるのは、僕が曲がりなりにもちゃんと理科を勉強した人間だからだと考えています。

このように、学びは「興味の対象」を増やし、結果的に「居場所」や「話せる相手」を増やします。社会的ネットワークが豊かであればあるほど、孤独が減り、ストレスも軽減され、精神的な安定が生まれるのかもしれません。

孤独やストレスの軽減は精神の健康という意味で身体にも良いフィードバックがあると言われていますし、医療情報の共有、危機時のサポートなどが得られやすくなり、メンタル・フィジカル両面で健康が保たれる可能性もあります。そういうことなのかもしれないなと。

興味を持つこと、学び続けることが寿命を延ばす

『頭のいい人だけが知っている世界の見方』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

「興味を持てないから勉強が嫌いなんです」と言う人もいるかもしれません。けれど、興味というのは“湧いてくるもの”ではなく、“育てるもの”です。

何かを学び、それについて知っていくうちに「面白い」「もっと知りたい」という気持ちが生まれ、それが人との会話になり、生活の楽しみになり、そして長生きする力にすらなっていく。それが「学び」の持つ根源的な力だと言えるのかもしれません。

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