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覇権国の5つの役割、次の国際危機が訪れたときアメリカはどう動くか/チャールズ P. キンドルバーガー『大不況下の世界 1929-1939』を読む(下)
第2の役割は長期資本の供給だ。19世紀のイギリスは自国が不況に陥れば対外融資を増やし、好況時には対外融資を抑制しつつも輸入は増加させた。国内投資と対外融資が逆相関の関係にあり、他国はその恩恵を安定的に享受した。
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