【LM=ラグジュアリームーバーの価値と存在意義とは】2000万円級のレクサス「LM500h EXECUTIVE」が一部改良でさらなる高みを目指す意味
 
レクサス「LM」が一部改良を受けて2025年8月に発売された。東京の繁華街では、かなりの数を見かける高級ミニバンだけに“改良”と聞いて興味が湧く人も多いのではないだろうか。
欧米では、年次改良版にあたる“イヤーモデル”を毎年投入することが多い。レクサスも同様に「オールウェイズ・オン(Always On)」といって、毎年のように改良を施している。そのポリシーにのっとり、今回の眼目は静粛性のさらなる向上をはかっている。
「乗員がより自然体でくつろげる居住空間を提供するため、静粛性を高める改良を施しました」とレクサスが用意したプレスリリースでうたわれる。具体的には、後輪のホイールハウスとテールゲートまわりに制振材・吸音材を追加・拡大。加えて、タイヤ(今回はとくに後輪)によるロードノイズや、テールゲートの振動音などのノイズも軽減したという。
4人乗り仕様「LM500h EXECUTIVE」に試乗
 
テストドライブしたのは「LM500h EXECUTIVE」なる4人乗り仕様。リアシートの快適性を重視したモデルなので、静粛性にはとくに気を使ったはず。
運転してみると、出来のよさが伝わってくる。そもそも現行の第2世代LMは、ドライバーズカーとしてもよくできていて、剛性感の高いシャシーをはじめ、高い操縦性を持つ。素直なハンドリングに加え、2mに届こうかという全高にもかかわらず、車体の重心高を低く抑えることで、カーブを曲がるのにも、快感とはいかないまでも不安感は一切ない。





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        












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