海外展開では、現地に合わせたコストを実現する--カルビー会長兼CEO 松本晃

ヒット生むDNAの進化を

3番目は徹底したローカライゼーション。調達やマネジメントは現地に任せ、現地の顧客の好みに合わせて商品のスペックも変える。今後は、海外の会社に商品をまねされる危険も増えるだろう。安い類似品がスタンダードになる前に、海外に出ると決めたら早く出なければならない。

ヒットを生んできた商品開発力は、創業家のDNA。だが、そのDNAが未来永劫受け継がれていくとは限らない。新しいものを作らなければ成長できない。ヒットを生むには、生産者のロジックではなく、消費者のロジックに沿った経営が必要だ。

創業家との関係は非常に良好だ。彼らは賢くて、経営を任せた以上は、ほとんど口を出さない。ただそれは、今のところ経営がうまくいっているからだと考えている。

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(平松さわみ 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2012年4月28日・5月5日合併特大号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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