外国人社長がまた辞任、崖っ縁の日本板硝子

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こうした弱点を補おうと、吉川氏は就任と同時に、2人のピルキントン出身の取締役(現任)に代表執行役付きで補佐を要請した。ドイツ出身のクレメンス・ミラーCOO(53)と英国出身のマーク・ライオンズCFO(49)だ。吉川氏が長期の戦略を練る役目を担うものの、日常の意思決定は主に外国人2人が担う体制に移行。いわば、日欧連合の“3本の矢”で、リストラを断行し、難局を乗り切る執行体制を敷いた。吉川氏は「3人は仲良くやれる」と自信をのぞかせる。

「小が大をのむ」ピルキントン買収から6年。その間業績不振や相次ぐトップ交代など迷走が続き、一時700円近くあった株価も100円台前半まで低迷している。市場の酷評を打ち破り、グローバル企業として脱皮できるか。3本の矢の結束に懸かる。

写真:吉川新CEO(中央)と藤本会長(左)

日本板硝子の業績予想、会社概要はこちら

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(古庄英一 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2012年4月28日・5月5日合併特大号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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