有料会員限定

2030年代に商用炉建設へ/「核融合ベンチャー」とタッグを組む日本企業/世界で過熱する開発競争と巨額マネーの実像

✎ 1〜 ✎ 28 ✎ 29 ✎ 30 ✎ 31
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
菱輝金型が製造するコイルケース。硬いステンレス材を3次元の螺旋形状に削るため機械を毎日24時間動かし続け、1~2カ月の時間をかけて1つずつ完成させる。写真は10個製造するうちの4個目(記者撮影)

菱輝金型は2026年3月までにコイルケースを製造するほか、プラズマを覆う内壁部品の「ブランケット」の試作に着手する。数年内にヘリカルフュージョンが最終的な技術実証を始める統合実験装置「Helix HARUKA(ハルカ)」に使われる予定だ。

ハルカでの実証を終えた後、2030年代に実用発電可能な核融合装置「Helix KANATA(カナタ)」の建設・運転を計画する。

次ページビッグテックが開発を後押し
関連記事
トピックボードAD