男性の白髪ケア《疲れて見えるオジサンと「イケおじ」の決定的な差》少しの手間で効果絶大!染めてもバレない、印象アップするグレイヘアのコツ

草地さんによると、「男性の場合、白髪はなんとかしたいけれど、同時に“染めていることに気づかれたくない”という複雑な思いもあるんです」という。
1色で全体を暗く染めると、“染めている感”が出てしまったり、白髪が増えてくるとまめに根元を染めなくてはならなくなったりと手間が増えやすい。あくまで自然でサロン通いも少なくて済む印象アップの染め方を草地さんに教えてもらった。
トップサロン発・グレイカラー最新スタイル3
◎パターン① ヘアマニキュアで全体的にほのかなグレーにする
カットの後に20〜30分でできる「白髪ぼかし」として最も手軽な方法。「染めていることがバレたくない」という人にもうってつけで、合わなければやめるのも簡単だ。
白髪を濃い黒色の1色で染めきるのではなく、ほのかなグレーでベールをかけるように色付ける。白髪と黒髪の色の差を縮める方法だから退色も自然で、白髪の量にかかわらずできる。ヘアマニキュアを使うが、頭皮につけないように施術するので、頭皮への負担が気になる場合にも向いている。

◎パターン② 明るい髪色の毛筋(ハイライト)で白髪をなじませる
白髪が目立つのは、黒髪との明度差が大きいからだ。そこで、黒髪と白髪の中間の明るさの金髪のような毛筋をあえて作り、本来の白髪となじませる方法が「ハイライト」だ。
金髪の量感は相談次第で調整可能。当然染めていることには気づかれるが、「白髪を隠している」というネガティブ感はなくなり、「ヘアカラーを楽しんでいる」というファッション性が高くなる。職場などで受け入れてもらえる環境にあれば、ポジティブな白髪対処法といえる。

◎パターン③ 暗い髪色の毛筋(ローライト)で白髪量を調整する
パターン②とは逆に、白髪の量が多くなってきたときや部分的に白髪量を減らしたい場合には、暗い髪色の毛筋を増やす。暗い色が増えることでヘアデザインに立体感が生まれ、髪のボリュームアップ効果も狙える。

一方、セルフ派のために手軽にできる白髪ぼかしもある。最近の白髪ケア製品は自宅で手軽に適度な染まり具合で仕上げられる。女性の白髪ケアの流行に伴い、男性用も急速に進化しているからだ。
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