夏服がスマートな人、そうでない人の決定的な差 「夏のシーン別」着こなし術 <旅行・会食・アウトドア、大人に「本当に必要な服」とは?>

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まずは撥水や吸湿速乾、ストレッチなど機能性が高い素材選びが必要だ。さらに、朝夕と昼間の温度差が大きい山や紫外線が強い水辺などに対処するために長袖を着るのをおすすめする。具体的な合わせに関しては、コーディネートサンプルで解説する。

黄色のアウターをポイントにした、アウトドアコーデ
ジャケット¥27,500、ハット¥6,050(ともにフォックスファイヤー) Tシャツ¥5,500、ショートパンツ¥11,000(ともにグリップスワニー) サンダル¥11,000(リグフットウェア)(撮影:今井康一)

ジャケットは透湿防水素材「エアロポーラスFW」を使ったレインジャケット。急な天候変化にも対応してくれるだけでなく、ストレッチ性も備わり動きやすく軽量で携帯性にも優れている。

インナーには速乾性、UVカット機能、高い伸縮性のあるロングスリーブTシャツ。動きやすさや汗をかいた後の快適さはもちろん、紫外線を減らしてくれるUVカットは疲労度の軽減も含めて確保したい機能だ。大容量のポケットが付いたショートパンツは、耐久性、防風性、UVカットが備わっている。

グレーの長袖インナー
インナーは速乾性、UVカット機能、高い伸縮性を備えているものがベター(撮影:今井康一)

ツバの長いハットやホールド性の高いサンダルといった小物があれば、完成度がさらに高まる。またカラーリングは、ジャケットで鮮やかな色を取り入れ、それ以外をベーシックカラーでまとめるとバランスを取りやすいだろう。

普段の快適な環境と異なり、エアコンや日陰などが少ないアウトドアシーンでは機能性重視のウェア選びが必要不可欠だ。行く場所や用途に適したウェアを準備して、快適なアウトドアライフを楽しもう。

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栃木 雅広 スタイリスト・エディター

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とちぎ まさひろ / Masahiro Tochigi

1978年生まれ。大阪府出身。Quilt所属。大学卒業後、すぐにスタイリストの道を歩むことに。そして2002年に独立。複数の男性ファッション誌・サイトでのスタリングを担当するほか、広告やファッションブランドのカタログでのスタイリングも手がける

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