コードバンが「革のダイヤモンド」と呼ばれる理由、希少で手間のかかった“まさに一生もの”自身を格上げしてくれる逸品の魅力とは

木型はモディファイドラストを採用。1930年代に開発されたハンディキャッパー用の木型をタウンシューズ向けに改良したラストです。履き心地のよさを追求したオールデンを代表する木型で、アーチのシェイプは美しく、長時間歩いても疲れにくい設計になっています。

続いては1991年にスペインのアルマンサで誕生したバーウィックのシューズです。

素材はイタリア・ロカド社のシェルコードバンを採用しており、タンニン鞣しで製造される同社のコードバンは特有のハリがありつつもなめらかな質感で経年変化を味わえる魅力があります。木型はつま先の厚さを抑え、幅にゆとりを持たせたラウンドシルエットを採用。それによりプレーントゥのスタイルにマッチするいい塩梅のカジュアルさを表現しています。
ソールには1892年にフランスで設立されたバスタン社のレザーソールをセレクト。8カ月もの時間をかけて仕上げられたレザーソールは耐久性、快適性の両立を叶えてくれます。本作のカラーバリエーションは5点で、ベーシックなブラック、ブラウン、バーガンディのほか、コードバンでは珍しいヴィンテージライクな色調のグリーンとネイビーもラインナップされています。
経年変化をすぐそばで感じたいならウォレットで
次は「財布」です。1品目は日本が誇るモノ作りの伝統と経験を宿らせる革製品の雄、ガンゾからのご紹介です。

素材はイタリアのロカド社が手がける透明感と独特の艶を持つコードバンを贅沢に使用し、ガンゾの誇る熟練職人によってこだわり抜かれた質実剛健な作りが特徴。内装には姫路の老舗タンナーである山陽社にて混合鞣しで作ったオリジナルの牛革を同色で採用しており、内外で異なるエイジングを楽しむことができます。
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