暴言・課金・けんか…子どものゲーム問題どう解決?「やめなさい」は逆効果な訳 必要なのは感情を否定しない「対処スキル」
ゲームを通じた暴言や課金トラブルの背景には、感情や欲求のコントロール機能が未成熟であること、適切なスキルがまだ獲得できていないことが挙げられます。
保護者や教員のみなさんは、「やめさせる」ことに焦点を当てるのではなく、子どもの感情と向き合って行動の背景を理解し、子どもとともに「どう対処すればよいか」を考えてみてください。
デジタル時代を生きる子どもたちにとって、ゲームとの付き合い方を学ぶことは、セルフコントロール力を育てる大切な機会といえるでしょう。
※参照元:日比野 桂, 湯川 進太郎, 小玉 正博, 吉田 富二雄(2005).中学生における怒り表出行動とその抑制要因─自己愛と規範の観点から─ 心理学研究,76(5), 417- 425.
(注記のない写真:freeangle / PIXTA)
執筆:ネット・ゲーム依存予防回復支援サービスMIRA-i(ミライ)所長 森山 沙耶
東洋経済education × ICT編集部
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