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近づく健康保険証の新規発行廃止。代わりとなるマイナ保険証をめぐりトラブルが続く。身を守る手だてとは?

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マイナンバーカードのイメージ
マイナ保険証の信頼性に疑問符。資格確認書の取得、電子証明書の期限など知っておくべきことは?(写真:つきのと/PIXTA)

2024年12月2日付で従来の健康保険証の新規発行が終了し、マイナンバーカードを保険証として使用する「マイナ保険証」への一本化が進められている。ところが最近になって、従来の保険証を全廃しようとする国の方針に無理があることが明らかになった。

厚生労働省は今年4月3日付で地方自治体に向けて通知を発出。「後期高齢者」と呼ばれる75歳以上のすべての人を対象に、保険証代わりに使用できる「資格確認書」を郵送する方針を打ち出した。これまでの保険証廃止およびマイナ保険証への一本化という政策を事実上、見直さざるをえなくなったことを意味する。後期高齢者の人口は約2000万人に上る。

医療機関の9割でトラブル

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