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「マイナ保険証」、政府が笛吹けど国民は踊らず 利用率は4%台で低迷、トラブルも依然続く

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広がるマイナンバーカードの世界
(出所:厚生労働省)

「マイナ保険証」(健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカード)を普及させるべく、政府が躍起になっている。

政府は、今年12月2日をもって従来の健康保険証の発行を取りやめマイナ保険証に一本化することを盛り込んだ政令を、2023年12月に閣議決定。続いて「マイナ保険証の利用促進に向けたさらなる取り組み」などと題した通知を、12月から今年1月にかけて医療機関に宛てて相次いで出した。

誘導手段に反発の声も

ポイント付与を誘導手段にしてマイナ保険証の累計登録数は7200万件に達し、国民の多くに行き渡った。が、厚生労働省によれば、1月のマイナ保険証の利用率はわずか4.6%。肝心の医療ではほとんど利用されていない。

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