学童落ちた…夏休みどうする?共働き家庭の"子ども居場所問題"救う「サマースクール」の実態 短期集中で興味・関心深めて才能伸ばすには
• 場所
通いやすい場所か、宿泊型でしか体験できない内容かによって選択肢が分かれます。
• 言語
日本語だけでなく、英語やその他の言語で学べるプログラムもあります。子どもの能力や目的に合わせて選びましょう。
• 内容
子どもが興味・関心のある領域、あるいはどんな体験をさせたいかを明確にすることで、適したプログラムを選べます。アート・スポーツ・科学・自然体験など多彩な内容があります。
• 費用
家庭の予算に合わせて無理のない範囲で選択しましょう。
対象学年は必須条件であり、場所もある程度制約が出てくると思いますので、まずはこの2つの条件をもとにサマースクール情報を探します。さらにどの言語で、どのような内容をいくらで体験できるのか? で現実的な選択肢が見えてくるのではないでしょうか。
サマースクールの効果と課題
ただ、サマースクールマップを見てわかるとおり、多様なプログラムがあり、子どもの興味に合わせてタイムリーに申し込むには、親が情報を集めておく必要があります。
価格も短期間のため検討しやすいですが、複数のコースを申し込むと高額になります。子どもの夏休みをスケジュールと参加費から選んでいく必要が出てきます。
それでもサマースクールは、子どもたちにとって短期間で関心のある分野に集中して取り組める貴重な機会です。子どもの関心と体験が結びつくことで、自分の好きなこと、やりたいことに触れられ、成長につながります。
費用対効果がわかりやすく、保護者にとっても選びやすいプログラムが増えています。また、提供側にとっても普段は実施できない内容や日程で新たな取り組みを設定できる点が魅力です。
夏休みの過ごし方の1つとして、サマースクールについて調べてみてはいかがでしょうか。
(注記のない写真: zero one / PIXTA)
執筆:インターナショナルスクールタイムズ 編集長 村田学
東洋経済education × ICT編集部
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