
テスラがアメリカで販売した電気自動車(EV)の台数が第1四半期(1〜3月期)に、EV全体の市場が拡大する中で約9%減少したことが、調査会社の集計で明らかになった。
自動車購入者の間ではテスラ車から離れ、価格が約3万5000ドルからで、1回の充電で300マイル(約480km)以上走行できるゼネラル・モーターズ(GM)のEV「シボレー・エクイノックス」のようなモデルに移行する動きが進んでいると、調査会社のコックス・オートモーティブはリポートの中で指摘した。
「成長市場で販売減」の重み
コックスによると、アメリカにおけるEVの販売台数は1〜3月期に11%増加し、乗用車と小型トラック合わせて約30万に達した。これは、横ばいとなっている自動車市場全体よりもはるかに高い伸びだ。現在、アメリカ国内の新車販売台数の約8%がEVで、2024年比でわずかに増加している。
コックスは、「いろいろな場所で報じられているように多くの障害があるにもかかわらず、アメリカ市場でのEV販売は引き続き健全なペースで伸びている」と報告している。
この記事は有料会員限定です。
(残り 1047文字 です)
【4/30(水)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待