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徹底比較!日本郵船、川崎汽船、商船三井「海運大手3社」サステナビリティの強みと本気度

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CSR企業ランキングで、「海運1位」の川崎汽船が竣工した6900台積みLNG燃料自動車専用船 (写真:川崎汽船)

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日本の貿易の99.6%は海上輸送。日本の産業界の脱炭素のカギを握るのは「海運」業界だ。本特集では、海運各社の現状やインタビューなどで海運業界の脱炭素を追う。
ここでは、海運大手3社の環境面だけでなく、社会貢献や人材活用などを含めた、あらゆるサステナビリティの取り組みをデータなどで比較していく。

海運大手3社はCSRの取り組みで上位に

企業のサステナビリティを比較するには、まず各社の取り組みの実態をつかむ必要がある。東洋経済では、CSR(企業の社会的責任)やESG(環境・社会・企業統治)の取り組み状況をアンケートや公表数字を集計して把握し、『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)(ESG編)』としてまとめている。

そのデータに基づいて作成したのが、CSR企業ランキングだ。3月3日に第19回(2025年版)の結果を発表した。今回は、そのランキングやデータを使って海運大手3社の取り組み状況を追った。

CSR企業ランキングは、「人材活用」「環境」「企業統治+社会性」「財務」で合計ポイントを算出したものだが、3社とも対象1715社中100位以内にランクイン。順位は川崎汽船が58位、日本郵船が65位、商船三井が73位だった。

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