ただし、財務を除いたCSRポイントでは、商船三井、日本郵船、川崎汽船という順になっている。

海運業界トップの川崎汽船は、財務ポイントが高い。本特集第2回で触れた通り、コンテナ船のONE(オーシャンネットワークエクスプレスHD)の収益が同社の業績規模と比較して巨額で、経常利益を押し上げる要因となっている。
純利益も増えており、自己資本比率は2019年3月期の10.8%から、2024年3月期は75.4%まで上昇した。財務の健全性も財務評価を高めている。
「人材活用」「環境」「企業統治+社会性」ごとに評価
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