百花繚乱、スタートアップ企業の新サービス《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命 第6回》
大手企業もスタートアップ企業の支援に乗り出している。
KDDIは、11年8月、世界で通用するサービスを作り出していく目的でスタートアップ企業を支援する「KDDI∞(無限)Labo」を立ち上げた。第1期の最優秀賞には、シンクランチ社の「ソーシャルランチ」が選ばれた。
ソーシャルランチは、見知らぬ社外の人とランチを取り、社外交流ができるというO2Oサービスだ。Facebookの登録情報を利用して、おすすめのランチの相手や店をセッティングしてくれる。11年10月19日、スタートし、2カ月間で1万5000人のユーザー数を獲得、500組のランチを成立させた。
現在、「KDDI∞(無限)Labo」は、第2期参加者を募集。さらなる新サービスが生まれようとしている。
以上、見てきたように、O2Oビジネスは起業を目指す人にとってひとつの「門戸」になりうる。その扉を開ければ、そこには広大なビジネスチャンスが広がっている可能性がある。
(ITアナリスト・松浦 由美子 =東洋経済オンライン)
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