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グーグルが直面する"ネット検索独占問題"の行方 8月の画期的な判決を受けて提案した内容とは

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「独占禁止法に違反した」とする判決に対し、グーグルが口を開いた。

グーグル親会社、アルファベットの業績は好調だが……

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グーグルがインターネット検索の独占問題で揺れている。巨大IT企業の中で今、何が起きているのか。「The New York Times」の厳選記事で迫る。

【配信予定】
12月26日(木)
グーグル関係者が危ぶむイスラエルへの技術供与
12月27日(金) グーグル量子コンピューター「衝撃進化」の中身   

グーグルは2024年12月20日、同社の検索サービスの独占状態を修正するために裁判官が行うべきことはほとんどないと述べたものの、検索サービスを契約している企業に、より多くの選択肢を提供することを提案した。

ウェブを閲覧したり、グーグルの提供するOSの「アンドロイド」を搭載したスマートフォンを使用したりする消費者にとって、より多くの選択肢が提供される可能性がある。この提案は、グーグルが独占禁止法に違反したとする8月の画期的な判決を受けたものだ。

11月、アメリカ政府はグーグルに対し、世界で最も人気の高いウェブブラウザである「クローム」の売却を強制するなどの措置を提案した。

コロンビア特別区連邦地方裁判所の裁判官アミット・P・メフタは、2025年8月までにグーグルの検索独占に対する対処方法を決定する予定だ。同氏の判決は、インターネットの世界を再構築するほどの、大きな波及効果をもたらす可能性がある。

「最高の検索製品を作っただけ」

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