この時期、新年の「大予測」が各メディアで企画される。みな、景気のいい話をしたがる。
もちろん、私もそう思っている。
「おい、お前はいつだって超悲観じゃねえか!」
いや、決してそうではない。
ヤバく酷(ひど)い会社を描くのは、その先に「良い会社」が浮かび上がってくるからだ。最悪の事態の先に、新たな光が見えてくる。
支持率は今世紀で断トツの最下位
で、2025年の政治は最悪期となる。
みな、薄々気づいている。国民は石破首相を早くも見限っている。
なんせ支持率はのっけから28%である。通常、どんな内閣でも、最初は期待感やご祝儀もあって支持率は高く出る。
だからして、第2次安倍内閣や菅内閣は50%を超え、あの岸田内閣ですら40%強だった。いきなり28%は今世紀で断トツ最下位である。その後も数字は悪化し、各社の調査で不支持率が急上昇している。
そもそも、石破氏は自民党の総裁選に勝利したばかりだ。小泉進次郎氏といった若手や高市早苗氏といった女性の候補を打ち破った。
「自民党の顔として、選挙で勝てる」
自民党のみなさんはそう判断した。「イケメン」ではないし、いってみればオタクなオヤジである。
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