
(イラスト:北沢夕芸)
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なんか、こうなるのだろうという予感はしていた。
世界ラリー選手権の最終戦が日本で開催された。
それまでチーム部門の年間トップを走っていたのは韓国のヒョンデ。2位にはトヨタのチームがつけていた。
4日間にわたる日本での最終戦は、一般道などを使って21レース(ステージ)を戦う。
テレビのニュースで2日目の様子が流れる。
「日本人ドライバーが走り慣れた道を駆け抜けます」
おい、だいぶ有利じゃねえか。
いや、ドライバーはいい。だって、本人がコースや大会を決めるわけじゃないんだから。
だが、大きな力が働いているような気がしてしまう。自動車販売世界一、売上高45兆円という日本最大規模を誇るトヨタ──。
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