その1つが、アメリカ・メキシコ・カナダ協定(USMCA)である。トランプが「史上最悪の貿易協定」と呼んだ30年前の北アメリカ自由貿易協定(NAFTA)は、この貿易協定に置き換えられ、見直されることとなった。
USMCAの下では、一定の要件を満たす品目は関税の対象とならずに北アメリカ大陸を移動できる。メキシコとカナダのすべての製品に25%の関税を課すことは、USMCAに対する明らかな違反であり、協定自体の将来に疑問を投げかけることになりかねない。
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