コメダの「600円モーニング」で過ごす大満足の朝【再配信】 880円のはずが「約32%オフ」の超太っ腹な値引率

✎ 1〜 ✎ 100 ✎ 101 ✎ 102 ✎ 103
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「コメダ珈琲店」は1968年に名古屋で創業、1993年にFC展開を本格化し、2003年に関東、2006年に関西、2012年に四国、2013年に九州へと全国展開していきました。

モットーは「街のリビングルーム」。赤いベルベット製のソファーはくつろげる店づくりの象徴でもあり、「コメダ珈琲店」のアイコンでもあります。イスが高かったり、硬かったりして長居に不向きな、他のカフェチェーンとは一線を画しています。

コメダ珈琲店のトレードマーク、赤いベルベットが特徴的なソファー席(筆者撮影)

店舗は約10年で2倍以上の増加

私が訪れた「コメダ珈琲店」は、東京都湾岸エリアのショッピングモールにあるテナント店舗です。2月の大寒波が到来するとある平日、モーニング終了間際の11時直前に入店したところ、店内はほぼ満席でした。

2人がけのテーブル席に1人で座る老紳士、仲良さげな老夫婦、子連れのお母さん、ママ友グループなど、近隣のタワーマンション在住と思しき人たちで店内はぎっしり。個人的には「こんなに寒い日は、さすがにお客さんも少ないのでは」「会社に行かないといけない人ならまだしも、わざわざ外出する人はどれぐらいいるんだろう」などと思っていたのですが、寒さを軽く凌駕する吸引力が「コメダ珈琲店」にはあるようです。

【画像】最高すぎる…!コメダの「600円モーニング」を画像で見る(16枚)

「コメダ珈琲店」の店舗数は950店舗(2022年5月)、2012年2月の435店舗から、約10年で2倍以上の増加となっています。コーヒー1杯の価格は他チェーンと比較すると、決して安いとは言えませんが、着席すればオーダーから提供まで全てスタッフがしてくれるフルサービス型の居心地の良さや、行列に並ぶ必要のない気楽さ、さらには前述した「豆シール」などの気遣いは、セルフサービス型のカフェチェーン店ではなかなか得られないものです。

【2023年2月18日11時30分追記:初出時、価格に関する表現に不適切な部分があったため、上記のように修正しました】

美味しさや値段以外の部分を含めて、消費者は判断している……そんな当たり前を再確認させてくれる、大満足の朝がコメダにはありました。

チェーン店最強モーニング
画像をクリックすると本連載の過去記事にジャンプします
大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事