有料会員限定
マクロデータでアメリカ株価・経済を総点検する 独自のナウキャスト、オルタナティブデータも
アメリカFRBがついに利下げに転じた。次に何が起こるのか。金融市場は複雑なシグナルを発している。
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)は9月18日、大方の予想通りとはいえ大胆な利下げを行い、政策金利の目標レンジを0.5%ポイント引き下げた。それ以来、アメリカの株価指数は徐々に上昇し、およそ3%前後の伸びを示している。
10月15日時点では、NASDAQ100が最も高い成長率(3.74%)を記録し、S&P500とダウ工業株30種平均(DJIA)はそれぞれ3.21%と2.73%上昇した。
FOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)を控えた週末に利下げ観測が高まったため、利下げはある程度織り込み済みだった。年初来では、同じ株式市場のベンチマークが2桁の伸びを記録し、S&P500は2024年年初来9カ月で20%以上上昇した。
常識に反して債券利回りが上昇
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事