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ライトオンがワールド傘下で再建、ジーンズの限界 自力再建は断念、今後も大量閉店が続く見通し

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ワールドによる支援が決まり、ライトオンは新たに中期経営計画を公表した。2029年8月期の売上高は254億円と、2024年8月期と比べて35%減と規模が縮小する一方、営業益は15億円の黒字を目指す。店舗数は明らかにしていないが、大量閉店は必至だ。

NBの商品に注力してきたが、今期以降は割合が減る見通しだ(記者撮影)

また、これまではNBのジーンズを中心とした商品群に注力していたが、今後はプライベートブランド(PB 独自企画商品)に力を入れる。ワールドと連携して競争力のあるPBの開発を進め、構成比を拡大。仕入れ原価率の改善を進める。現状のNB65%、PB35%という商品構成を逆転させる方針だ。

ただし、ジーンズは耐久性が高く、購入頻度が低い商材でもある。売り場の効率を考えると扱いづらい商品ともいえる。ワールドはジーンズ以外の品ぞろえも模索するのか。

こうした問いに、ワールドの大峯伊索常務執行役員(11月にライトオンの社長に就任予定)は「ライトオンが築いてきたデニムの文化はそれなりに顧客に浸透している。デニムをなくすわけではないが、ウェートを見直す必要がある」と語っている。

ライトオンはメンズ色が強いが…

ジーンズは今やいばらの道だ。ユニクロなど、多くのアパレルブランドのラインナップに浸透している。安価で良質、しかも流行に合わせた色や素材、シルエットなど多様な商品が販売されている。

ワールド常務執行役員の大峯伊索氏(左)とライトオンの藤原祐介社長(右)。両者は握手することはなく、表情も硬かった(記者撮影)

一方、ライトオンが提供するジーンズも良質だが、より高価でベーシックな商品が多い。ストリート、アウトドア、ワークウェア(作業着)といったメンズ色が強いアメリカンカジュアルが中心だ。固定ファンは高年齢化が進み、新規顧客を開拓することも難しい。

ワールドとのタッグで、ジーンズの可能性を広げていくこと。同時に、ジーンズに依存せず、新たな客を呼べる商品群を開発・提案していくことも、今後の重要ポイントといえそうだ。

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