俳優・二宮和也がMCでも"引く手あまた"な理由 冠番組『ニノさん』がゴールデン進出で存在感
二宮和也と言えば、一般的には俳優のイメージが強いだろう。最近も人気医療ドラマの続編『ブラックペアン シーズン2』(TBSテレビ系)で主演を務めるなど、多くの人気作、話題作に出演してきた。演技への評価も高く、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得している。
その一方で、MCの仕事もこなしてきた。2017年には『NHK紅白歌合戦』の白組司会を単独で務めたこともあるほどだ。
だが今年に入って、MCとしての存在感がさらに増した印象がある。
たとえば、『ニノさん』以外にも、テレビ東京での初MCとなった『激かわペット大集合!ワンニャンにのランド』があった。
こちらもゴールデンタイムのバラエティ。ただし、テレ東らしさ全開と言うか、まさかの顔出しなし。いや出てこないわけではないのだが、最新CGを使って二宮はずっと柴犬の姿。「動物が主役」というコンセプトからそうなったのだが、なんとも思い切った趣向である。
また『だれかtoなかい』(フジテレビ系)への出演もあった。こちらは毎回ゲスト2組が登場するトークバラエティ。今年2月から3月までの期間限定ではあったが、そこでも事務所の先輩である中居正広とともにMCを務めた。この番組もゴールデンタイム、しかも日曜夜9時台の放送だった。
『ニノさん』に見るMC・二宮和也の真骨頂とは
では、二宮和也のMCとしての特徴はどこにあるのだろうか?
そのあたりがパッと見てわかりやすいのは、やはり『ニノさん』である。
この番組、MCは二宮和也だが、陣内智則、川島明、吉村崇といった回替わりの進行役が誰か別にいる。
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